常日頃が幸せなんやと思うわ。

常日頃が幸せなんやと思うわ。

コラムニストである著者が、毎日新聞夕刊に連載をしていた「しあわせのトンボ」から64編をピックアップし紹介しています。 日常の何気ない風景で出くわすものがたりを味わい深く語っています。『今日という一日のために(幻冬舎文庫、...

良いことも悪いこともあるのが人生

人生には色々なことがある。 その事実は泣いても笑っても同じこと。 しかしながら、その事実の裏に潜んでいる一筋の光が必ずある。 その、“一筋の光”を探しやすくする思考パターンを「陽転思考」と著者は述べています。 人間を大き...

そこから生み出すしかない

そこから生み出すしかない

誰にとっても手段や方法は同じ。そんな状況下で何が出来るのか。PCやキーボードがここにあれば、だれでも物語は書けるはず。『物語ること、生きること(講談社文庫、上橋菜穂子著)』 「私はしゃべってもいいのでしょうか」と聞く人間...

人生の目的とはなにか・・・

人生の目的とはなにか・・・

森博嗣エッセイ第三弾の本書。ただただ独り言のように綴る内容に頷くばかり・・・。印象に残る内容をいくつかご紹介したいと思います。『つぼねのカトリーヌ(講談社文庫、森博嗣著)』 自分は基本的に一人である 「どんな仕事をしてい...

大切なのは自分の気持ち

大切なのは自分の気持ち

好きなことを書き綴っていると著者自ら宣言しているこちらのエッセイですが、ボヤキのようでもありメッセージ性も備えた絶妙なニュアンスの作品です。『ツンドラモンスーン(講談社文庫、森博嗣著)』 高ぶらないことが大切なわけ 水が...

好きなら書くな

好きなら書くな

書籍に関して知らなかったことが、内容の中にいくつかありました。それらに驚くこともあり、お金まわりのカラクリなども含まれていて興味深い内容になっています。作家自らが印税や売上などを公表するというのは、本当に珍しく、オープン...

時間は空間に存在し人生に影響する

時間は空間に存在し人生に影響する

「世界一幸せな国」(世界幸福度報告書2013調べ)と呼ばれるデンマークでは多くの人が初任給で「イス」を買うと言われています。「なぜイスを買うのでしょうか?」その理由は、空間を心の豊かさと考えているから。 日本人にとっての...

生命を閉じるとき

生命を閉じるとき

生と死。隣り合わせと良く表現されることだが、それは表裏一体となって簡単に裏返ってしまうようなことなんじゃないかと、しんみりと感じる。今日生きてる誰かが、明日は死を迎えているかもしれない。「そんなことあるわけないじゃん」と...

足跡を残して

足跡を残して

アラスカの風景を通して、人と自然、動物と命、生命と時代、いくつもの点を線で結ぶように、星野さんは言葉を残していく。それは義務でもなく楽しみとも違う、ごく自然な行動のように足跡を残しながら次の時代へとつないでいるように見え...