ボールを握っていたい

ボールを握っていたい

かつてのヒーローがいつかを起点にヒーローの影になる。『この腕がつきるまで 打撃投手、もう一人のエースたちの物語(角川文庫、澤宮優著)』 投げることだけはね。どういうかたちであれ、ボールを握っていたいんですよ。 これしか技...

日本百名山

日本百名山

新潮社から出版された「日本百名山(深田久弥著)」により、今でもなお引き継がれる「日本百名山」の頂きたち。その背中を追うように、日本中の山を愛する人たちが百名山を登っている。 『百名山の人~深田久弥伝(角川書店、田沢拓也著...

世界を見に行くこと

世界を見に行くこと

26歳の女性がバックパッカーとして47ヵ国を旅するリアルな記録になっています。TVや雑誌、ネットや書籍で表現される世界は、現地の本当の姿をなかなか表わしてくれない。自らの目で何が事実なのか?確かめようと思い立ったその時点...

オカン

オカン

第3回(2006年) 本屋大賞受賞作品。 オカンの言葉に、家族のつながりを感じずにはいられない。大切な人に優しくなれる一冊です。 東京でも田舎町でも、どこでも一緒よ。 結局は、誰と一緒におるのか、それが大切なことやけん。...

ひとつのピースの現状

ひとつのピースの現状

女優・宮崎あおいと、兄・将のインドへの1週間の旅を、写真家・森本美絵が撮影した紀行写真集です。インドにおける、貧困やカーストなどに触れふたりが感じたものを書き綴った日記のようなもの。貧しいと言われるアジアの国のひとつの現...

心中

心中

作品は19才の少女と精神を病んだ33才の恋人が、ドナウ川で心中した顛末を描いたノンフィクション。常に薄曇りがかかっているような話の展開に読み手の頭上に重くのしかかる。 私はなぜ人間にパンを与えることができなかったのに、 ...

行動の先に愉しさがある

行動の先に愉しさがある

著者が中南米を旅しながら、書き綴った一冊。 行動すれば、人生はもっと楽しい というように、旅はその人にしか理解しきれない魅力や醍醐味、目的がある。目まぐるしく流れていく現代の波にのまれそうになった時、ふと読み返したくなる...