生命を閉じるとき

生命を閉じるとき

生と死。隣り合わせと良く表現されることだが、それは表裏一体となって簡単に裏返ってしまうようなことなんじゃないかと、しんみりと感じる。今日生きてる誰かが、明日は死を迎えているかもしれない。「そんなことあるわけないじゃん」と...

忙しいことに忙しくなるな

いつも心の片隅にでも「ゆとり」を持つこと。単純なことだけれど、こういったことがなかなかできないのも事実。だからこそきちんと意識して今を見ることを、忘れてはならない。『3週間続ければ一生が変わる〈Part2〉(海竜社、ロビ...

なんでもやらない

最近仕事に追われてしまっているように感じます。任されることは良いことであり、光栄であるのも確かだけれど、すべてをやろうとすることはきっと、ベストではないと思うのです。

足跡を残して

足跡を残して

アラスカの風景を通して、人と自然、動物と命、生命と時代、いくつもの点を線で結ぶように、星野さんは言葉を残していく。それは義務でもなく楽しみとも違う、ごく自然な行動のように足跡を残しながら次の時代へとつないでいるように見え...

人間の弱み

人間の弱み

かつて、私も世界に憧れバックパッカーのようなものに惹かれた時期があり、インドやネパールを旅したことがありますが、そのとき個人的に旅のテーマにしていたものが「ブッダ」でした。 この日本に生まれて、果たして仏教というものを理...

概念という概念を知っているか?

概念という概念

言葉の奥深さに翻弄されてしまいます。日常にこぼれる単語にさえ疑問を持たずに生きていることがもはや無関心以外なんと言えるのでしょうか・・・。そう、頭を鈍器で殴られるような感覚を、たびたび味わうことができる一冊。登場人物の何...

親切を先送りにしない

親切を先送りにしない

地方の人が見る東京、東京の人が見る地方。勝手な思い込みや想像で様々なことが決めつけられてしまっている。憧れや諦め、理想と現実。その場に足を踏み入れるだけではわからない現実が染みついている。『みんなのうた(角川文庫、重松清...

その理由は、

その理由は、

家族が本当に想っていることをあなたは知っていますか?家族だからこそ言えないこと、大切だからこそ遠回しの愛情表現でしか伝えられないこと、複雑な糸が絡み合って僕らは生きている。『沈黙のエール(講談社文庫、横関 大著)』 家族...