物語の途中

物語の途中

あなたは今自分の人生を歩いている。そのつま先は目的地を向いているか、それともそもそも目的地がないか。それはわからないが、あなたの物語はすでに始まっていることには気づいているのだろうか?『RUN RUN RUN(徳間書店、...

あなたと、どこかへ。

ドライブに出かけようか

8人の作家が「車(ドライブ)」に纏わる物語を描いています。8種多様な表現手法で駆け抜ける爽快感を綴っている読み応えのある一冊。 慣れてしまうことは何かを失うのと同じだ。 『あなたと、どこかへ。(文春文庫、複数著者)』

赤い長靴

透明な情景

人間の本質とは何だろうか。その人の発する言葉、考え方、行動。何をもってその人の本質を判断すればいいのかわからない。人には明るい面と暗い面、言わば表と裏を持っていると思うが、江國さんのものがたりは至って人間の暗い部分を繊細...

決めつけない

決めつけない

決めつけない。 不確かの中に確かはある。 「絶対」がすべてではないんだよ・・・。 人は成長するもの。 人は変化するもの。 自分の考えや言葉に責任を持つことは大事なことだけど、 それに縛られて変化するキモチを否定してはいけ...

家族というもの

家族というもの

一見、幸せそうに見える家族の姿。だが、それぞれに秘密があり影を抱えながら生きている。家族ひとりひとりの人生に理由があり日常がある。誰が正しくて誰がおかしいとかではなく、それぞれが今を生きている。 「思い込んでいると、本当...

色鮮やかに

色鮮やかに

終わることへの緊張感とともに、時代背景を映しこんでいる。 何かが静かに終わるような、そんな予感がした。 『カラフル(文春文庫、森絵 都著)』

出会いと別れ

出会いと別れ

著者のノンフィクションを描いたような作品だが、あくまで小説というジャンルに括られている。 何かは途絶え、そして何かはつながっていく。 もちろんそんなことに意味はない。 いつかはことごとく、 手のつけられないあの虚無の中へ...

冷たいトゲ

冷たいトゲ

森博嗣さんの書く世界は静けさの中に、主人公はひどく冷めた人物が多い。 吐き捨てる言葉、頭の中をめぐりめぐって出すつぶやくセリフ。 正直で冷淡でトゲが生える。 「もえない」もえないものとは、何か? 曖昧な自らの記憶を少しづ...

すばらしい世界に住む私たち

すばらしい世界に住む私たち

耳の聞こえない植田さんとメリちゃんの心温まる物語。 著者の趣のあるな表現に、どこか懐かしい景色を思い浮かんできます。 冬の一日一日の静まりかえった情景に、世界が美しく感じる一冊。 「ねえ、みんな!今まで知っていた?考えた...