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子供と大人のそのあいだ
大人になる瞬間など存在しないもの かつて自分が子供だった頃、子供という枠組みと、大人という外の世界にはどこかに絶対的な境界線というものがあって、いつかそのラインを超える時が否応なしにやってくる。「はい、ここからあなたは大...
言葉にしなくてもいい
言葉にすると意味が薄くなってしまうことがある。 頭で考えていることがすべて相手に伝わってしまうほど、面白くなく味気ないことはないと思う。『アルジャーノンに花束を〔新版〕(ハヤカワ文庫NV、ダニエル・キイス著)』 「なにも...
山稜をひたむきに歩く君の姿
山は、人を魅了すると同時に飲み込んでしまう怖さと合わせ持つ。『遭難者(文藝春秋、折原一著)』 目を閉じると、岩に挑み、雲をかき分け、山稜をひたむきに歩く君の姿が瞼の裏側に浮かんできます。