広報PRによるブランドづくり

「小さな会社」逆襲の広報PR術
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まずはじめに、世の中に存在するPR会社のほとんどは、月額80~100万円の料金を支払える大企業だけを相手にしている。という現実から、実際に困っている中小企業の規模に見合った広報の在り方として参考になる内容が示されています。『「小さな会社」逆襲の広報PR術(すばる舎、野澤直人著)

「大企業と小さな会社では、とるべき広報PRの戦略・戦術が違う!」という問題、根底にある企業の価値によってその取るべき自手段は180度も違うのは当然のこと。では、小さな会社がお金をかけずにどう広報PRを行っていけば良いのか?本書では、リアルにその参考例を開設してくれています。



広報PRは広告宣伝ではなく「報道」を狙え!

とにかく多くのメディアに露出することが大切なのは言うまでもありません。しかしながら、お金を払って広告宣伝をしようとするとそんな予算ないよ!というのが関の山…。宣伝を打ちたくても打てないのが現実なのは言うまでもありません。そこですべきことは、企業の取り組みや商品・サービスの情報が「報道」として多くのメディアに取り上げられるように企画提案を考えることです。広報活動の結果、商品が売れた!や認知度が上がった!などはなかなか数値として測ることはできません。直接的な数値よりも、企業としての信用力を上げることで、売り上げは後からついてくると割り切って「会社の信用」を上げることに注力するようにします。

広報PRによって「ブランド」をつくれ!

経営課題としてあげられる、営業・マーケティング・信用力・顧客獲得・社員のモチベーション維持・採用活動・IR効果などは、広報PRで解決ができるのです。商品やサービスの認知を広めるための報道を積み重ね、営業活動へのアシストをすること。広報から発信するブームを作りあげる波。多くの報道に取り上げられ企業規模とは無関係にあがる信用力。認知を広めることでの新規顧客へのリーチ数の増加。社会に対して掲げる企業の意義の明確化や向上による共感者の増加。これらの経営課題は、広報PR活動によって解決することも可能です。

社長をPRしてしまえ!

商品やサービスの告知をすると同時に大切なことは、そこで働く人々が見えること。その代表として社長があげられます。ビジネス誌などで社長インタビューなどを掲載したりしますが、その社長の口から語られることほど企業をブランド化するのに適したものはありません。〇〇な社長がいるこの会社で働きたい。や、一緒に何かをしたい。など、他社からのアプローチなどにも影響し良い結果を生み出すことも数多くあります。

何はともあれ、会社の顔としての広報にはいくつもの方法や手段があり、その時その時で何が適切かを見極め行動を起こすことがとても重要なミッションになります。

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