透明な情景

赤い長靴

人間の本質とは何だろうか。その人の発する言葉、考え方、行動。何をもってその人の本質を判断すればいいのかわからない。人には明るい面と暗い面、言わば表と裏を持っていると思うが、江國さんのものがたりは至って人間の暗い部分を繊細…

答えを探す旅

答えを探す旅

会社を辞めた後、100万円と一眼レフを手に初めて海外へ飛び立った著者。 自分の道に迷いや不安、「このままでいいのだろうか?」など葛藤しやすい20代後半に、何かしらの「答え」を探し求め1年間で45ヶ国、世界中の家々を渡り歩…

すべては自分がどう受け止めるか・・・

すべては自分がどう受け止めるか・・・

言葉にエネルギーを込めるのが上手いなぁと思います。いくつかのテーマに沿って著者が発信する考えに、少しでも気付くことがあればいいですね。 愛は力を与え、不安は力を浪費する。 愛とは信頼。愛とはほどよい距離。 不安は猜疑心。…

自分を生きる

自分を生きる

僕は山を知らない。 でも伝わる興奮・恐怖・歓喜・安堵。 この本は、野口健氏から植村直己氏へ捧げられたもの。 ごくシンプルなこと。 それを思い出させてくれる。 素敵な言葉たちが届きました。 熱くて情熱で炙られたメッセージが…

決めつけない

決めつけない

決めつけない。 不確かの中に確かはある。 「絶対」がすべてではないんだよ・・・。 人は成長するもの。 人は変化するもの。 自分の考えや言葉に責任を持つことは大事なことだけど、 それに縛られて変化するキモチを否定してはいけ…

順風満帆になんてなりやしない

順風満帆になんてなりやしない

著者の人柄がリアルに出ており、背中をそっと押してくれるような感覚になる。肩の力を抜いて生きていこうと思えるようになる。 なにかに、つまずいている人の方が、魅力的だと思う。 『ボロボロになった人へ(幻冬舎文庫、リリーフラン…

家族というもの

家族というもの

一見、幸せそうに見える家族の姿。だが、それぞれに秘密があり影を抱えながら生きている。家族ひとりひとりの人生に理由があり日常がある。誰が正しくて誰がおかしいとかではなく、それぞれが今を生きている。 「思い込んでいると、本当…

傍観者

傍観者

静かに問いを出し、最終的に本心をつくような感情がぶつかる。 飛び散るでもなく、壊れるでもなく、静かに足元に転がってどこに行くべきなのかもわからない。 私から見えたもの 私から見えたのは 遠くにいるあなた 私から見えたのは…