映画「セブン」や「ファイトクラブ」、「ソーシャルネットワーク」などの監督を務めた「デヴィット・フィンチャー / David Fincher 」
雑誌記者であった父親を持ち、18歳から8mmカメラを使用して映画を撮り始めたそうですが、そんな彼が、父親に「映画監督になれなかったらどうする?」と聞かれたときの返事がカッコイイ。『COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2015年 01月号(講談社)』
その答えとは、「プランBなんていらない」
迷うことのない情熱
ここまで、ひとつのことに情熱を注ぎ、駄目だったらどうするかなんてことに興味はないという姿勢。これは、簡単なことではないと思います。
誰もが幼い頃、憧れる将来の夢に対し、夢が叶わなかったらどうするか?ということまで皮肉にも考えていたのではないでしょうか。しかし、デヴィット・フィンチャー監督は、「映画監督になるという選択肢以外あり得ない」という考えを、その当時から持っていたようですね。
意志の強さはもちろんなのでしょうが、彼にとっては別に変わったことではなく、なりたいこと・やりたいことをやる。駄目だったらなんて考えても意味はない。そう純粋に考えていただけのことなのでしょうが、心に響く言葉です。
あなたは今、それほどまでにやりたいことをやっていますか?プランBの人生を歩んではいませんか?もし、滑り止め的な惰性で生きているのであれば、もう一度プランAに照準を合わせていくのも遅くはないのかもしれません。