世界のどこかで

泣く大人
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人と人のつながりは、きっと距離も時間も関係なく。どこかで生きている、暮らしているということを知っているというだけで大きな力になる。私も普段ほとんど連絡さえしない友人がいるが、会いたいという想いよりも「幸せで居てくれたらいいな」というような感情の方が大きい気がする。


最近は全然会うことがない。
会わなくてもかまわない、と思える類の友人で、
私は彼らが世界のどこかでちゃんと生きていることに、
たぶんつねに支えられている。

泣く大人(角川書店、江國香織著)

 

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