あなたについて行きたい

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初めて上司になった時はいつですか?
そして、あなたがかつて求めていた上司は誰ですか?

すべての人が、かつては誰かの部下だったはずです。その時の上司の嫌なところ、納得できないところ、理解できなかったところ、きっと何か自分の思い通りにはいかないことがひとつやふたつあったのではないでしょうか。



信頼している部下は、本当にあなたのことも信頼していますか?

「あなたの部下になりたい」そう言ってくれる人は、どのくらい居るでしょうか。部署が違えば、何人かそう言ってくれる後輩もいるかもしれません。ですが、大切なことは自分の部下が本当にあなたを信頼し、日々仕事を楽しんでいる状況が理想の上司です。

今のあなた(上司)に足りないところはないだろうか?
改めて考えるきっかけになる一冊だと思います。『あなたの部下になりたい(三笠書房、中谷 彰宏著)

部下の前でバカになれるか?

もちろん、普段の性格もありますが抜け目のない真面目な性格の上司であっても、多少の欠点は持っていた方が良いでしょう。基本的に仕事ができることは上司にとって重要な素質やスキルですが、何もかも自分ひとりで出来てしまうような上司は返って扱いにくく、親しみを持ちにくいものです。一緒に頑張るという意識よりも、ミスをしないようにやっている風を出しておかないといけないな・・・。というような雰囲気を作り出してしまいます。実は、憎めないような欠点を持っている上司ほど、良い部下は育ち助けてくれるものです。

雑用は率先して上司がやれ!

コピー取りやお茶出しなどのことを言っているわけではありません。その職位に見合った仕事内容をすべきなのは当然ですが、自分は上司だから掃除はしない。など、勝手に都合の良いルール作りをせずに、部下が嫌がることがあれば率先してやってみる。そして、周りを巻き込んでいくこと。その姿勢は必要だと言えます。「背中で見せる」というのは少し古い考え方かもしれませんが、雑用をしない上司の部下は同じように雑用をしない傾向にあるのです。

言い訳のできない状況では部下を叱らない

本人が反省している大きなミスに対し起こる必要などありません。それよりも、部下が気づいていない小さなミスがあった時にはしっかりと注意することは重要です。教育とは、叱って脅かすものではなく、ミスから多くの学びを得させることの方がずっと大切です。

部下への年賀状は力と想いを込めて書く

普段口で伝えている考えなども、文面にして部下に見せることで良い効果が生まれることがあります。わざわざ手を動かして書いてもらったという事実だけでも部下は感謝を抱くものです。

了解と返事をしない

何かを上司に報告した際に、「了解」と上司が返答すると部下は報告したくないな~と感じることがあります。了解は便利なフレーズですが、部下に対しては使わないようにしましょう。

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