あなたはどんな人間になりたいのか?
そんなことを普段真剣に考えている人はどれくらいいるだろう?人それぞれ理想の自分像というものが少なからずあるはずで、そこを目指して何を努力したり訓練したりしているのだと思うけれど、実は大多数の人が日常的にそんなことは考えないのかもしれません。
旅行の計画や週末の予定作りに悩むわりには、人生計画はおざなりになっている・・・。そんな人は『人間は自分が考えているような人間になる(きこ書房、アール・ナイチンゲール著)』を開いてみてください。
一年のはじまりや新学期や転職期など、何かの節目や新しいことを始めるときには、それなりの決意を固めることもあるけれど、時間の経過と共にその思いは薄れ足取りもおぼつかなくなっていく。
今まで人生で考えてきたことのすべての結果が、現在のあなたの姿なのである。
「今の自分に満足しているか?」の問いに「YES」と答えることはできるだろうか?日々何のために仕事をし、プライベートを過ごしているのか・・・。ただ、なんとなく・・・。そういう人がいかに多く存在しているか、そのことに気づくことができるかどうかで自分の人生も大きく変わってくると思う。
流されずに向かうべき場所へ、身に付ける技術を、達成するべく目標を、どれだけ真剣に追い求めることができるか。「あぁ、本当は○○がしたいんだよね~」とか「明日から○○をしようと思う」とか、口に出す人に限って、それを達成している人は少ないんじゃないか。。。
他人に公表することで、自分を追い込むという手法なのかもしれないけれど、そのように追い込まないとできない時点で、既に意志が弱いと思ってしまう。
あなたが何を実行しようとしているのか、口に出してはならない。言葉ではなく、行動で示さなくてはならないのだ。
自分の心を確認する時間を作る
いつもあなたがふけっている夢想は、本来のあなたがあるべき姿を教えてくれる。内心の情報であることが多いものだ。
立ち止まって考えること。頭で考えることではなく、心が求めるものを自分との対話で意識する。その時間をきちんと作り、忘れがちな目標や理想に、日々焦点を合わせる時間を作ろう。日々、様々なことに頭を使い、体を動かしていると、次第に向かうべき場所へのピントがズレてきたりボヤけてきてしまうことは避けれらない。そのために、一日の終わりやはじまりに自分のビジョンの焦点をメンテナンスすることが必要だ。
必ず書き留める
“考え”は紙に記録してこそ意味を持つ。
思ったことは必ず紙に書き留める。目に見える場所にいつも掲示しておくことで、無意識に視界に入り意識力を継続しやすくなるはずです。
誰の人生なのかを考える
多くの人は、目標を放棄する口実探しに忙しい。
何かを成しえなかったとき、多くの人は言い訳をする。または、本来の自分を言い包め、無理やりにでも納得させるような口実を口にする。自分がそれをできなかったことを、ある意味開き直り深く落ち込まない為に曲がったポジティブ精神を振り回す。本人はそのことに気付かないふりをしているだけ・・・。
目を覚ます
目覚めなければ、夜は明けないのだ
数々の言い訳や屁理屈は一切捨て去り、今この時から真剣に生きることを決意する。ああだこうだと先伸ばしにしている暇はないでしょう。既にあなたも死へのカウントダウンがはじまっているるのだから。