優れた発想力は「枠」を越えること。

優れた発想力は「枠」を越えること。
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“あるものをどう見るか?”
これがインプットの能力で「発見力」であるのに対し、

これをどのようにアウトプットするか?”
これが「発想力」である。

何かを観察することで疑問や改善点を見つけ出す能力は、やはりとても大切なこと。意識的に「問題点を見つけ出してやる!」という意識のもとに「発見力」というものは磨かれていきます。ですが、たいていの人はここで終わってしまい、「ンプットはするもののアウトプットはしない」ということが多いのではないでしょうか?


ビジネスに必要なのは、最初に「発想力」、そしてそれを形にする戦略を練る「思考力」、そして「実行力」「行動力」だと思います。

ビジネスマンのための「発想力」養成講座(ディスカヴァー・トゥエンティワン、小宮一慶著)』で著者は述べています。

発想力とは何か?

人と違った発想をする人というのは、普通の人とは少し違った引き出しを開くことができる人だと思います。普段から様々なことに関心を持ち、引き出しの中を整理しておくことができる。そして、ある時ふと関係のなさそうな刺激があったときにも、その引き出しをサッと開き、適切な中身を取り出せる。そういったことが自然とできるのだと思います。

そもそも人は、“自分の都合のいいように物事を見がち”。自分の視点だけでなく、他の人からどう見えるのか?というような多面的にものを見るということを常日頃意識することが大切になってくるでしょう。また、私たちは「関心のあること」には敏感に気が付きますが、「関心のないこと」に対しては無力です。

例をあげると、「7-ELEVEn」の最後の「n」が小文字になっていることにどれくらいの人が気が付いているでしょうか?

7-ELEVEn

日頃からお世話になっている人にとっては、何万回も目にしてるロゴや看板だと思いますが、見ようと思って見ていなければ見えないのが現実です。つまり関心の幅を広げて、引き出しを多くすることが、まず必要な要素であると言えるでしょう。

どうすれば発想力は身に付くのか?

「発想」は、具体的な目標のあるところに生まれる。

何かを生み出そうとすることを考えもしないで、空から発想やアイデアは降ってこない。まずは、具体的に発想を生み出すための要素を、考えることが大前提。またそれは、気が付けば良いアイデアが生まれたなんて偶然はないと考えましょう。きちんと目標を見据えた上で考えることが不可欠。

「散歩ついでに富士山に登った人はいない」

散歩は散歩です。散歩をしていたら富士山を登頂していた。なんて偶然はあり得ません・・・。どこを目指して散歩をするのか?出掛けるのか?という明確な目標があってこそ生まれるアイデアというものがあるのは納得ですね。

多くの視点を持つべき

物事を俯瞰して見るのが「鳥の目」であり、かつ「虫の目」という近いところから見る複眼的な視点も重要です。また、さらには「魚の目」を加えると良い。これは流れを見る目であり、世の中の流れ、社会の変化をつかみ、その中で物事を捉え、また未来を見る目を養いましょう。

人間にはふたつの目があります。右目と左目。そこに心の目をいくつも追加してこそ、発見力や発想力は生まれると言えるのでしょう。一方向ばかりから物事を見ていては、その背景も側面も、また足の裏も見えてきません。眺めているだけでは見えてこないものを近寄ったり離れたりしながら、多くの情報を得て見つめることが基本です。

枠を作らない

優れた発想力というのは、常に枠を超えるもの。その「枠」とは、究極的には自分自身の「枠」のことと言えます。勝手に作っている「自分はこうだから」という決め事や、「これは、こういうものだから」という既成概念を一旦壊してみることで見えてくるものがありますよね。何事にも疑問を持つことで、今まであたり前だと思っていたことが不思議に思えてきたりする。その違和感を感じることからすべてははじまるのです。

学ぶ姿勢を常に持つこと

出会った人や参加した事柄から、何かひとつでも学ぼうと思っていない限り、結局は何にもならない。私たちが過ごす時間や誰かと会う機会、映画を観たり、音楽を聴いたり、そういった日常の中で、常に何かを吸収するという姿勢。ただ受け身でいるのでは、視聴者でしかない。そして、受け取ったら投げ返す。そういった世の中の巡りに参加する姿勢をしっかりと持つこが重要になるのでしょう。

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