数式

数式
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「ぼくの記憶は80分しかもたない」

鉛筆のかすめた跡からは情熱を、
バツ印には焦りを、
力強く引かれた二本のアンダーラインからは確信を。
そしてあふれ出る数式は、
私を世界の果てへと導いてくれた。

数字を通して物語は進んでいく。小説の中でもまたこれまでと違った印象を受ける作品です。


博士の愛した数式(新潮文庫、小川 洋子著)

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