自分の能力レベルを知ること

自分に自信を持つ方法
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突然ですが、あなたは今幸せですか?

この質問をされて、一体どれくらいの人がYESと答えるのだろうか…。昔の日本からすれば、現在の環境はとても恵まれていることは誰だって理解できるはず。食べるもの、住む場所、着る服、衣食住に困っている人は、ゼロではないにしても他国に比べれば割合的には本当に極わずかだと思う。

私たちが生活をしていく中で必要最低限のものは、ほとんどの人に行き渡っているはずなのに、「心が躍るように楽しい」「十分な結果を出せた」「毎日に満足だ」と感じることのできる日があまりにも少ない。


物に溢れた生活で、次から次へと新しいものを買い漁り、お気に入り服を何着も身に纏い、美味しいものを頬張り、快適なベッドで眠りにつく。誰もが描くような幸せが、それぞれのレベルの中で叶っている今でさえ、それでも満足できずにもっと欲しがり、もっと繋がりたいと求め、もっと幸せになりたいと願う。何とも欲張りな生き物。終わりのない欲望の世界で永遠にもがき続けるように、私たちの心は底の見えない湖のように、どこまでも満たされることを知らないのかもしれません。

より良い生活を求めることは大切なことかもしれませんが、一度、自分にとっての幸せとは何か?きちんと考えてみることが必要だと思います。

そのなかで、日々心が満たされた人生を生きている人には、次の7つの特性が見られると『自分に自信を持つ方法(フォレスト出版、ブレンドン・バーチャード)』にて著者は述べています。

人生が満たされている人に見る7つの特性

  1. 先入観を持たずに、じっくり観察する
  2. 未来志向である
  3. 挑戦を求める
  4. 人に関心があり、本物の関係を築く
  5. 独立独歩である
  6. 創造性を重視する
  7. 意義を大切にする

つまり、次のような言葉に集約されます。

「この世のどこを探しても見つからない安定は、自分の中で創造しなければならない」 ~ナサニエル・ブランデン~

自分が自分に向けて、リアルに今を生きていることを強く実感させることができる新しい人生をここからスタートさせてみてはいかがでしょうか。

また、スポーツの世界において良く使われる「自分を信じる」という考え方があります。これは、一種の自己暗示的な効果を発揮しますが、プレッシャーのかかる状況では、やはり自分のこれまで行ってきたこと=練習の積み重ねを振り返り、これだけやってきたのだから成るように成る。そう、心を落ち着かせる働きがあると考えられます。

このようなことは、私たちの生活においての反映させることができるのです。

能力レベルについて

1.能力レベルにより、何に注意を払うのかが決まる

人は、自分に能力がないと感じるとき、問題や衝突、より大きな挑戦や機会などに注意を払わない傾向がある

2.能力レベルにより、どの作業をするのかが決まる

能力と自信があると感じるときは、より難しい作業を喜んで受け入れる

3.能力レベルにより、努力レベルが決まる

勤勉な人は、自分の努力でポジティブな結果が出せると信じているので、さらなる努力をする

4.能力レベルにより、適応性や弾力性が決まる

自分の能力を信頼している人は、何かがうまくいかないとき、自分を軌道修正できる

つまり、自分には何も出来ないと考えていると、「とりあえずやってみよう!」という好奇心や、「なんとか良くしていこう!」という問題解決にさえ思考が向かなくなってしまい、そのまま「何も出来ない=何もしない道」を選んでしまうという結果になってしまうという残念なことになる。

逆に、「私には可能性がある!」と信じていれば、難しいことも挑戦してみよう!という前向きな思考が働き、自分の中の限界を広げていくことが自然と出来るようになっていくことになります。

しかし、極端なポジティブ思考は、フラストレーションの元になることもあります。理想の自分と現実の自分のギャップを感じてしまうことで、ストレスになり無力感に苛まれてしまっては意味がありません。

まずは、次のようなことからはじめてみましょう。

自分が何を感じ、何を考え、何を欲し、何を必要とし、何に幸せを見いだすのか、じっくりと考えるべきだろう。

そうすることで、自分との対話が生まれ、本当に何が大切で何をすべきなのかが少しずつ見えてくることでしょう。

もっとクリエイティブな人間になりたいのなら・・・

“クリエイティブとは何か?”その答えはひとつではありませんが、それは人それぞれであり正解はないもの。

あなたは、他人や物を見ているだけの「創造性の傍観者」となってはいけない。インスピレーションを形にすることが重要だ。創造性とは、アイデアを持つことだけでなく、それを形にすることだ。アイデアは、火花にすぎず、物理的な形にしなければならない。

アイデアを出すこと、インスピレーション能力を高めること、そのようなイマジネーションの世界がクリエイティブと捉えられがちですが、実際にはアイデアを形にすること。それこそがクリエイティブであるということ。ひとつのアイデアという着火剤から火が起こるように、その火によって熱を持った成果物がクリエイティブによる財産になっていく。

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