世界で活躍する著名人の中に、この「モンテッソーリ・メソッドの教育」を受けていた人物が数多く見られます。2018年度、その名を轟かせた「藤井聡太棋士」もその一人です。
Googleの共同創業者の「ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン 」
Facebook創業者「マーク・ザッカーバーグ 」
Amazon.com CEO「ジェフ・ベゾス」etc…
彼らが幼少期に受けた教育の中に、自分が得意なことは何かを知ること。集中力、粘り強さ、柔軟性、問題解決力など…。子どもの頃に経験したこのモンテッソーリ・メソッドに基づいた教育が、彼らの持っていたダイヤの原石を磨き上げるきっかけになっていると言われています。
わが子の才能を開花させたい。そう願うパパ・ママは必読です。『子どもの才能を伸ばす最高の方法 モンテッソーリ・メソッド(あさ出版、堀田はるな著)』
内容からいくつかピックアップしてご紹介します。
多様性をどれだけ理解し受け入れられるか
グローバリズムな社会が広がるにつれ、国籍や宗教、思考法や解決法など答えはひとつではなく、いくつも存在することに気付かされます。一人ひとりが違う考えを持ち、大切にしていることも違う、人の数だけ存在する多様性をどれだけ理解・受け入れられるのか?「みんな違って当たり前」という感覚を本当に理解し、実践できるかが鍵になるでしょう。
親のエゴになっていないか
子どもの気持ちを置き去りにして、何か「教育」しようとするのは、親のエゴです。
子どもの好奇心は、一秒おきに切り替わります。遊びの中において、今ブロックで遊んでいた子が、すぐに滑り台など他のおもちゃに意識が移っていくなど日常茶飯事。ついつい片づけをしなさい、仲良くお友達と変わりばんこにしなさい。など、躾と思って叱ってしまうケースもあるんじゃないでしょうか。
自分の選択に責任を持つ
「自分で決める」ということは、単に好きなものを選ぶというだけでなく、自分の選択に責任を持つことでもあります。
自由であるということは、責任を受け入れる必要があるということ。責任と言うと少し大げさかもしれませんが、選ぶという行為が良くも悪くも自律するために必要な要素でありスキルなのです。
「褒める」よりも「共感」しよう
子どもが何かを達成した時、大人はついつい褒めてしまうもの。気分を良くさせようと褒めることも大切ですが、褒めるよりも大事なことは「共感すること」です。
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