自分を生きる

自分を生きる
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僕は山を知らない。
でも伝わる興奮・恐怖・歓喜・安堵。
この本は、野口健氏から植村直己氏へ捧げられたもの。

ごくシンプルなこと。
それを思い出させてくれる。
素敵な言葉たちが届きました。
熱くて情熱で炙られたメッセージがこの本にあります。



自分の命を賭けて本気になって戦えるものが僕にはあるのだろうか。。。
野口氏はその答えに「山」と答えるだろう。
じゃあ、僕は「?」って答えるのだろう。。。
考えなければ出ない答え・・・。情けないな・・・。
そもそも、この人生もう既に始まっていて終わりに向かって確実に進んでる。
昨日も今日も既に僕だって「命」を賭けて今を過ごしてる。
有限な命の日数を削って生きている。
これはプロローグではないんだ。
もう、この人生は始まっている。
そんな、当たり前のことに、今更痛感させられた。

何に妥協して何に我慢して、好きなことをやらないでいるのだろう。
留まっていても、理想ばかり思い描いていても、活路は開けない。

行動しなきゃ。。。

自分が動き出せば、内面的なものは後からついてくる。
正解や不正解なんてそもそもないし、誰も僕を操ってはくれないのだから。
自分という人間は自分でしか操れない。
自分でしか動かせない。
だから、自分でやるしかない。
考える脳みそも、動く体も、僕でしかない。

だから、きちんと自分を生きようと思う。
今からだって遅くない。

そう、決心しました。

7大陸最高峰世界最年少登頂

野口健(当時25歳)

モンブラン(フランス)      4808m
キリマンジャロ(タンザニア)   5895m
コジアスコ(オーストラリア)   2230m
アコンカグア(アルゼンチン)   6960m
マッキンリー(アメリカ合衆国)  6194m
ビンソン・マッシーフ(南極大陸) 4897m
エルブルース(ロシア)      5642m
エベレスト(アジア大陸)     8848m

落ちこぼれてエベレスト(集英社文庫、野口 健著)

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