売る方も買う方も得をする仕組み

売る方も買う方も得をする仕組み
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スターバックスコーヒーに特化した内容かと思いましたが、それはごく一部にとどまり、世界の産業の流通裏話や、企業やメーカーがどのように商品の価格を決めているのか?世界情勢などとも密接に関係してくる市場をわかりやすく解説してくれています。『スタバではグランデを買え!(ダイヤモンド社、吉本 佳生著)

普段何気なく買い物をしているものや、飲んでいるコーヒーの価格がどのように決定されていて、何故そのような値段なのか?身近なところでスターバックスコーヒーを例えに、本のタイトルでも述べていますが「スタバではグランデを買え!」とアドバイスしています。


現在のスターバックスで販売されている、アイスコーヒーを例に確認してみると、

コーヒー

※スターバックス公式WEBサイト参照

アイスコーヒーの「ショート(300ml)」であるのに対し「グランデ(470ml)」になっています。価格を見て見ると「ショートが¥280」で「グランデが¥360」ですが、本来中身の容量である470mlであれば「グランデ¥438」でなければ割に合わない計算になる。

実際には¥360で販売されているので、¥78のお得であることが見てとれます。わずかな金額ではありますが、このように様々なコストの面を考えてみても、消費者にとっても販売者にとっても、実はショートを注文するよりもグランデを注文する事の方がメリットが大きいという話。

これこそWINWINである販売術であり、消費者として何を選択するのが最適なのかというヒントを得られることでしょう。何故、そのような料金の仕組みになっているのかを知りたくなったら是非、読んでみてください。

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