職場の人間関係に悩んでいる・・・。仕事がうまくいかない・・・。人に馴染めない・・・。人間関係に悩んでいる人でも、気遣いひとつで環境は変えられるのではないか?元々ANAのCAをしていた著者の語る経験を元にした「気遣い37のコツ」を紹介しています。
気遣いは「思い」がもとになっているものなのです。
相手を思う気持ちが何よりも大切、自分の伝えたいことを優先するばかりに相手の立場になって物事を考える習慣がないと解決の糸口さえ見つからない。まずは、相手目線を身に付けることからはじめてみては?
『気遣いの基本(すばる舎、三上ナナエ著)』
雑談こそ相手を理解するチャンス
普段の何気ない会話、すれ違い様や休憩室での一コマなど、仕事から少し離れたタイミングで相手と話をすることもひとつの方法です。仕事モードから少し頭が切り替わっているときに人は、心を開きやすい傾向にあります。プライベートな話や何気ない出来事の会話にきちんと耳を傾けてくれる人に対して、人は「尊重されている」という感覚を抱き好感を持ってくれやすくなると著者は言います。