教えるということの捉え方を変える

教えるということの捉え方を変えるだけで解決の糸口は見つかる
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会社員として部下を数名でも抱えている人は、きっと何かしら教育や指導に関して悩みを抱えているのではないでしょうか。私自身も身の周りの人も、多かれ少なかれ教育指導に関しての問題があるように感じます。

そこには、時代の変化とでも言うべきか社員の人の価値観の多様化という問題が要因のひとつとも考えられます。一昔前の「ニンジンをぶら下げて走らせる」ような教育指導では、今の若い社員たちは動かないということは皆さんも痛感していることと思います。


行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術(がんき出版、石田淳著)』では、そのような教育に関して「教える」ということに対するいくつかの考え方を記載しています。

「教える」ということは、学び手に結果を出すための望ましい行動を身につけさせたり、望ましい行動に変えたりすること。

望ましい行動を引き出す

行動とは、理解であり、覚えて、考えること。こういった一連の流れがあると著者は述べており、一言でいえば「教えるということは、望ましい行動を引き出すということ」である。

また「教える」ということを「知識」「技術」に分けて考えることで問題解決の糸口が見つかると述べています。「知識とは、聞かれたら答えられることであり、技術とは、やろうとすればできること」

行動に焦点を合わせる

わかっているや知っているとは違う軸で指導をすることが大切と考えられます。また、コーチングなどでよく言われる、褒める際の注意点として部下の人間性や性格を褒めるのではなく、あくまでも行動したこと自体をきちんと褒めることが非常に大切になってきます。

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