生と死

生と死

生と死を今一度、考えさせられる一冊。心に残る写真と言葉です。 死を想い 生を感じる 死は必然であり 生は偶然から起こる 命というものを 誰もがひとつだけ抱え いま、そこにいる 君の命はあとどれくらい…? 『メメント・モリ...

物よりも愛の量

物よりも愛の量

国と国の間に深い溝はないのです どこへ行こうと出会うのは人 異なる外見 異なる服装 異なる教育 異なる地位 それでもみな同じです どの人もみんな愛すべき人 飢えている人がいる あなたの周りにも 何不自由なく生きているよう...

くろいシミもぼくのもの

くろいシミもぼくのもの

くろいシミが浮かびあがる 消しゴムでそれを消す またくろいシミが浮かびあがる 消しゴムでまたそれを消す それでもくろいシミが次から次へと浮かびあがる そして次から次へと消しゴムで消す くろいシミは消えた でも油断はできな...

見失わないように...

見失わないように…

最も大切なことは成功する事でも、お金持ちになることでもきっとない。大切な人とともに時間を過ごせるかどうかのほうがよっぽど大切なことだ。『無辺世界(新潮文庫、銀色夏生著)』 私が愛するだれかが、私を愛するだれかが、 私を見...

昼と夜があるように

昼と夜があるように

1999年、日本では三万人以上の人々が、自らの命を絶ちました。その中には、多くの若者が含まれています。若い世代と言われる僕達や未成年が、悩み苦しみ、耐え切れず命を落としているこの時代背景。皆が何を思い、何に悩み、何に傷つ...

静かに確かに暮らしを彩っていく

静かに確かに暮らしを彩っていく

私という一人称の中から、身の回りのすべてのものを物語にしてしまう世界観に引き込まれる。ごくありきたりな暮らしのなかに、儚く移ろいゆく情景が目に浮かんでくるようだ。『雨はコーラが飲めない(新潮社、江國香織著)』 勝手な決め...

悩みは悩みを生み出す

悩みは悩みを生み出す

文学者ではないからこそ、そのメッセージに入り込みやすいというのもある。言葉が言葉として伝わることって簡単なことではない。伝えたいという気持ちがそこに見えるからこそ、読む人に何かを伝えることができることを感じました。『神は...