「余り」

「余り」
Pocket

「割り切れない思い」そこには必ず「余り」が取り残されてしまう。『ロング・ロング・アゴー (新潮文庫、重松清著)


割り算の答えの「余り」のように、どうにも収めようのないものが胸にいくつも残ってしまう。それが生きるということだ、と割り切ろうとするそばから苦い半端なものが胸に溜まる。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です