パウロ コエーリョの作品は宗教的な面が色濃いですが、物語を通して哲学的な視点を私たちに気付かせてくれます。『第五の山(角川文庫、パウロ コエーリョ著)』
「悲劇などはない、あるのは不可避な出来事だけだ。すべてはそうあるべき理由をもっている。」
生きている中で、私たち大きな力に妨げられたり抗えない圧倒的なものに遭遇することがある。挫折なのか敗北なのか、様々な場面で決めるということから逃げ出したくなることがある。しかし、逃げるも立ち向かうも受け入れるもすべては自分次第なのだ。
誰か一人の決意がすべてを変えてゆく。
自分のなすべきことをやっていれば、それはいつか、大きなうねりとなって、世界を変えてゆく。