主人公「薫」が、黒猫の「ライオン」との会話から、ものごとの考え方を少しずつ変化させていくちょっと変わった物語。黒猫を代弁者とし、思考の哲学をやさしく教えてくれる教科書のよう。薫は目に見えない問題や引っ掛かりをひとつずつ紐解きながら、それぞれの解決方法を見つけていきます。
『人の目を気にせずラクに生きるために黒猫が教えてくれた9つのこと(大和書房、金光サリィ著)』
誰に対しても態度を変えない
相手によって態度を変える接し方は、結果的にブレる自分をつくってしまうことにつながる。
常に自分らしくあるというのはそう簡単ではない。当たり前だが、部下と上司とでは態度も言葉も使い分けているというのが一般的なことだと思います。しかし、そのように人によって接し方や態度を変えてしまうということは、あなたらしくということを曖昧にぼやかせてしまう要因にもなるのです。