会社を辞めた後、100万円と一眼レフを手に初めて海外へ飛び立った著者。
自分の道に迷いや不安、「このままでいいのだろうか?」など葛藤しやすい20代後半に、何かしらの「答え」を探し求め1年間で45ヶ国、世界中の家々を渡り歩き、出会った人々を通して感じたことをつぶやくように、撮り続けた写真とともに記されています。
30代を越えた自分にとっても、あぁこんな時期もあったなぁと振り返りつつ、世界を旅し様々な経験と感動を体験してきた著者に読む人も便乗できる一冊。
現実から少し目を背けたくなったり、広い世界の一部でも垣間見て今の自分を確認したい人におすすめです。
目の前にはモノがあふれているのに
「人間」ってどうして、
モノをつくることだけに必死になるのだろう。
『Eye – 26歳、僕は世界へ飛び出した(ソフトバンククリエイティブ、吉村 健二著)』