自分の道を二の次にする理由はどこにもない

自分の道を二の次にする理由はどこにもない
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あなたの夢は何ですか?

人は、多かれ少なかれ夢を持って生きていると思います。夢と表現するには大袈裟かもしれないので、夢ではなく「したいこと」と言った方がいいかもしれません・・・。

僕ら日本人は、子供の頃にあたり前のように大人に聞かれるこの「夢」ですが、小さい頃、僕は夢を聞かれると「プロ野球選手」とテンプレートのように答えていました。本当のところは、プロ野球選手というものにそこまで憧れは持っていなかったし、なれるとも思っていませんでした。では何故?そんな風に答えていたかと言うと、少年野球のチームに入って野球をやっていたので「プロ野球選手」という返答をしておけば、大人は納得してくれたから・・・。というなんとも心ない理由からでした。

「将来の夢は何ですか?」という質問が嫌いで、“将来っていつのことを指すんだろう?”とか、“夢ってそもそも何だろう?”とか、屁理屈ばかり捏ねくりまわして、自分自身で夢というもの自体が良くわからなくなっていたんだと思います。

と、そんな僕の幼少期の話はさて置き、本題に入りたいと思います。


スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション(カーマイン・ガロ著、日経BP社)』を読んで夢に正面から向き合っているのか?そんな痛い疑問が胸を指します。

夢の実現に向けて人生を歩む人は、3%にすぎないと聞いたことがあります。ほとんどの人は自分の未来について考えるより、買い物リストについて考えている時間のほうが長い。

大人になって、夢を語る人を見かけると、それは「語れるような地位やポジションにいるからだ」とか、「何かを成し遂げてきた実績があるからこそ言えるんだ」とか、少し冷めた目線でその人を見てしまう風潮があるような気がします。

夢を他人に強制する人や、勝手に自分の夢物語の仲間に入れようとする人なんてもっての外で、何か胡散臭い勧誘なんじゃないかと防衛線を張ることさえあります。ですが、純粋にその人の中にある「ふつふつとした思い」や、きちんとそのプロセスを踏んでいるな~と感じる人が、淡々と語る夢には、エネルギーや可能性を感じるのも事実です。

誰にでも少なからず、願望や欲望の延長のような、「ちょっとした夢」というものがあるんじゃないかな~と思いますが、その為に「自分は努力をしているか?」と自問すると、胸を張って“YES”と答えることが出来ません。。。

現在、自信を持って“YES”と答えることが出来る人は、是非とも夢に向けて突き進んで欲しいと思いますが、僕みたいに即答できない人は、何故“YES”と言えないのか?それで本当に良いのか?この機会に一度、自分の心と向き合って意思確認をしてみるべきだと思います。

きっと、当たり前のことが当たり前に出来なくなっていたり、数多くの妥協を、自分で納得させてしまっていたり、自分の事なのに見て見ぬフリをしていることが出てくるんじゃないでしょうか。

矛盾している自分の心と体に、違和感を感じてしまい、かえって自信を無くしてしまうかもしれませんが、今そのことに気付くことで、今日からはその一歩一歩、一日一日に、目的を持ち、意義のあるものに変えていけると思います。

自分の心や直感に従う勇気を持とう。
本当はどういう人になりたいのか、意外なほどわかっているものなんだ。
- スティーブ・ジョブズ -

多くの人は、自分が本当にしたいことやなりたいものを理解しているはずです。その理想を現実のものにするかしないか?出来るか出来ないか?結局のところ自分の決断と行動によるものです。

自分の道は自分で切り拓くもの。

そんな当たり前のことを、嫌がったり、二の次にしたり、避けて歩いていく理由は、どこにもありませんよね・・・。

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