起業をしたいが、何からはじめればいいのかわからない・・・。収入が不安定な状況に飛び込むのがこわい・・・。そんな人には、会社員のまま小さく起業をしてみるのはどうでしょうあか。つまり、起業をするということは、会社を辞めることは必須ではありません。まずは、今の立場で出来ることからスタートしていくのもひとつの手です。そして軌道に乗ってから独立するという道も実際のところある。そう、著者は述べています。
『会社を辞めずに朝晩30分からはじめる起業(明日香出版、新井一著)』
事前に決めるべき3つのこと
30分の起業を始めるためには、次の3つのことを事前に決めておけば大丈夫です。第一に「予算」を決める、第二に「期間」を決める、第三に「出口」を決めることです。
ただ、闇雲にスタートするのではなく、お金や時間についてもある程度、条件としての目安を決めておきましょう。また、継続してもビジネスとしての可能性に近づかないようであれば、引き際ともいえる「出口」を決めておくことも非常に大切なこと。
やらなければならないことよりもやりたいことを。
「やらなければいけない」「やるべき」ことばかりを優先するようになってから数十年、私たちは「やりたいことをやる」という気持ちを、どこかに置き忘れてきてしまったのかもしれません。
あなたにとって大切なことから優先させる
日々のタスクに追われる日々では、本当にやりたいことややりべきことが後回しになってしまいます。やりたいことをやるためには勿論、やらなければならないことも多数存在しますが、それだけに振り回され時間を浪費していては何も始まらないもの。
大事なのは、その日の「急ぎのこと」をするのではなく、あなたにとって「大切なこと」から優先的に取り組むことです。